当院の設備
田中耳鼻咽喉科クリニックの設備の一部を紹介いたします。
耳用顕微鏡 OPMI pico
OPMI picoは、コンパクトなボディーの外来用/検査用に最適なシステムで耳鼻科に適した外来顕微鏡です。
頭頚部がん 診療におけるNBIの有用性「 VISERA ELITE 」
社会の超高齢化を背景に頭頚部がんの患者さんは増加傾向にあります。頭頚部がんでは腫瘍の進展範囲を正確に把握することが治療方針決定において最初のステップとなります。また、頭頚部がんは喫煙や飲酒が誘因となることが多いため、重複癌がしばしばみられます。
頭頚部がんの早期診断は治療成績の向上と頭頚部器官の機能温存にとって重要です。当科では早くからNBI「Narrow Band Imaging」対応の内視鏡システム「VISERA ELITE」を導入しています。
NBIは血管と組織のコントラストを強調することで、病変部粘膜の異常血管を明瞭に観察でき、癌の浸潤範囲の確認や表在癌の早期診断に有用と考えます。
アレルギー検査
アレルギー検査機器 ドロップスクリーンA-1
これはたくさんの項目からアレルギーの原因があるものを見つけるスクリーニングを行う検査機器です。 血液1滴からダニ・花粉などの吸入系・その他19項目と食物系22項目計41種類の検査を同時に測定します。
指先から小さな針をチクッと刺して血液を採取します。従来のような腕からの注射針を使った採血は必要としないため、お子さんや採血が苦手の方でも負担が少なく検査可能です。
検査結果は30分~1時間程度で当日に分かります。
*受診された際に、他の患者さんがドロップスクリーンで検査を行っている場合、検査が出来ない可能性もあります。
診療の流れ
検査項目
結果報告書
めまいの検査
ジャイロフレンツェルG96DAを導入しています。赤外線下に眼振(眼球の異常運動)を記録する装置です。従来のフレンツェル眼鏡よりも眼振の検出率が大分高くなっていることが報告されています。またジャイロセンサーで頭位の記録も可能です。
詳細はこちら⇒G96DA_171206_web
睡眠時無呼吸症候群の検査
- 問診・アンケート
- 扁桃肥大・アデノイド肥大・鼻疾患がないかなどの診察を行います。
- 自宅で簡易検査
- 検査結果説明
- 睡眠時無呼吸の程度、有無などを説明します
- 場合によっては、もう少し詳細な検査を行うことがあります。